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「異邦人」(いほうじん)は、久保田早紀の曲。作詞・作曲とも久保田による。1979年10月1日発売のデビューシングルのタイトル曲で、カップリングは「夢飛行」。 三洋電機のカラーテレビ「くっきりタテ7」のコマーシャルソングだった(後に同社の太陽光発電システムのCMにも再使用されている)。当初からCMにサビの部分が使用され、少しずつ売上げを伸ばした。同年12月13日、『ザ・ベストテン』に5位で初登場した際、久保田の容姿にも注目が集まった。同年12月27日には1位を獲得、1980年1月17日まで3週連続(正月休みを挟み実質4週)1位を獲得し続け、同年3月6日まで、12週連続ランクインした。 == 制作背景 == この曲は、久保田が大学の通学途中に国鉄(当時)中央線に乗っている際に、ふとした瞬間出来上がった曲で、本人も「そんな、ふとした瞬間に出来た曲が、ここまでヒットするとは思わなかった。」と語った。また本人はこの曲が発売されてから半年間はヒットしていくことに戸惑い、その後も「平坦な更地にいきなり10階建のビルが建ってしまい、その後もビルがどんどん大きくなっていった感じ。」と、当時は曲が一人歩きしていることに非常に戸惑っていたそうである。デビューして30年経ち、ラジオにゲスト出演した際に、「今ではここまで愛される曲になって、非常に嬉しい。神様のプレゼントだと思っている。」と語った〔『昭和40年男』2015年6月号(クレタパブリッシング)118-121ページ より。〕。なお元々は「白い朝」というタイトルであったが、「イメージが伝わりにくい」「インパクトが弱い」という理由からプロデューサーである酒井政利により変更された経緯がある〔。 編曲は萩田光雄で、その代表曲の一つである。元々のアレンジは違っていたそうであるが、プロデューサーの酒井は、同年初頭のジュディ・オング「魅せられて」でエーゲ海を題材にしたのに続いて、またこの曲がCMに起用される話が持ち込まれたため、聴衆の異国情緒に訴える題材としてシルクロードを選び、作詞作曲者が当初には想定していなかったエキゾチックなイメージを加味し、「シルクロードのテーマ」のサブタイトルを付して発売した。シルクロードのイメージを増幅させるため、民族楽器のダルシマーも本曲に使用された〔。 このシングルの中で実際にピアノを弾いているのは、久保田ではなく羽田健太郎である。アルバム『サウダーデ』では、この曲をポルトガルで録音した。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「異邦人 (久保田早紀の曲)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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